令和5年6月23日に見附市議会が開催され、多くの重要な議案が可決された。
今回は新たに制定された条例や補正予算が焦点となり、特に子どもの居場所に関する条例が注目を集めた。市長の稲田亮氏は、「子どもたちの安全で豊かな生活環境の整備が急務である」と述べた。
また、犯罪被害者等支援条例も可決され、被害者の生活支援が強化されることが期待されている。大坪正幸議員は、「地域が一丸となって支援の手を差し伸べる制度を構築していく必要がある」と強調した。
農業委員会の12名の委員任命に関する議案も全て可決され、市はこれにより農業振興に向けた体制が整ったと報告した。市長は「農業の将来を考えるうえでこれらの任命は重要な意味を持つ。」とコメントされた。
議会改革に関する特別委員会の設置も決定され、委員長には佐々木志津子氏が選ばれた。改革の推進に向けて「議員間で活発な意見交換を行い、議会の機能を高めていくことが求められる」と述べた。
最後に、義務教育に関する意見書が提出され、全国での教育格差を是正するための要望が行われた。大坪議員は、「すべての子どもが平等に教育を受けられる環境が必要です。」と訴えた。