見附市議会において、コロナ禍における市の現況と今後の取組が議題に上がった。
大坪 正幸議員は、市の現況について質問をし、来年度に向けての施策を提案した。また、関 三郎議員は、コロナ禍対応の各種施策の効果と、急速に進行する産業構造の転換に対する施策について意見を述べた。このように、コロナ禍を背景にした議論が多く見受けられた。
渋谷 芳則議員は、市職員におけるハラスメントの実態とその対策について掘り下げた。特に、樺澤 直純議員は、ハラスメントの種類に加え、子どもたちの可能性向上への取り組みも併せて提案した。
浅野 千紘議員は、市の総合計画に関連して、第5次見附市総合計画後期基本計画について発言し、男女共に活躍できるまちづくりの重要性を強調した。
佐野 統康議員は、新型コロナウイルスに関する差別防止を盛り込んだ条例の制定を求め、この条例が市内の医療人材確保に寄与することを期待した。徳永 英明議員は、貝喰川の洪水防止用放水路の必要性についても指摘した。
また、石田 敏明議員は縦割り行政の限界に対し、戦略的な町づくりを提唱した。髙橋 健一議員からは、新型コロナ感染症に対する支援や助成制度についての具体的な提案があった。最後に、馬場 哲二議員は、高齢者の難聴対策としての補聴器購入への支援を説明した。
このように、複数の議員がコロナ禍を背景にした様々な社会問題とその解決策について議論を重ね、活発な質疑応答が行われた。議会を通じて、市民の声が反映されることが期待されている。