令和3年6月21日、見附市議会において、合同所管事務調査が行われた。
この会議では、教育、交通整備、水道インフラの4つの重要案件が議論された。
まず、GIGAスクールについて、糀谷正夫教育委員会事務局学校教育課長が説明した。見附市では、文部科学省の指導のもと、児童生徒1人1台のコンピュータ端末を整備した。6月からは市内小中学校で学習用タブレット端末が導入された。 ICTを活用した授業が各教室で行われているとのことだ。
次に、見附駅周辺整備事業について、田伏真企画調整課長が報告を行った。この事業は、平成27年から開始され、令和10年までの整備計画を進行中であると説明された。令和2年度の実績は約9,868万円であり、令和3年度には新設の駐車場整備が予定されている。
また、瑞祥橋架替工事についても話題に上がった。宇之津孝建設課長は、老朽化が進む瑞祥橋を含め、道路環境の改善を図る事業であると述べた。全体事業費は31億円を見込み、2021年度中の工事完了を目指している。
最後に、青木浄水場更新事業について、高山明彦上下水道局長からの説明があった。老朽化が進む同施設は、平成28年度から計画を始め、今年3月に完成した。新たに設立した運営会社が、今後20年にわたり維持管理を行うと報告された。
さらに、この会議では質疑応答も行われ、採択された事業に対する多角的な視点が共有された。全体を通して、進行中の各事業に関する理解が深まった会議となった。