五泉市では、新型コロナウイルスの影響が続く中、地域社会への影響を懸念しながら、様々な分野での施策を実施している。
不登校生徒の状況においては、現在30日以上欠席している生徒は小学校5名、中学校11名であり、特に中学校では全く登校できていない生徒が1名存在する。教育委員会は、教員が家庭訪問を通じて状況を把握し、必要に応じてスクールカウンセラーとの相談を行っているが、さらに具体的な支援が求められている。
一方、西公園の整備に関しては、特に野球場の使用状況が減少しているという報告がある。昨年度の利用者が約4,000から5,000人であり、近年この利用者数が減少傾向にある。今後は遊具の更新やトイレ改修も計画しており、市民が利用しやすい公園の実現を目指すという。
また、猿やイノシシによって引き起こされる農作物被害は深刻であり、猿の群れやそれに伴う地域の被害額も提供されたデータによると、今年の現状でも見つかっている。市は追い払い用の爆竹には助成を行い、猟友会に委託したパトロールを強化し、効果的な捕獲対策に努めているが、依然として問題は多い。
文化財の保護に関しては、厳重な管理が行われているが、地域に根ざした文化を利用した観光の振興策が強く求められている。今後も市として積極的に地域の資源を活かしながら、情報発信を強化すると共に、観光資源の整備にも力を入れる必要があるとされる。
これに加え、今後の施策として、学校と家庭が協力し合い、不登校支援を強化し、地域の文化財を軸としたまちづくりへの取り組みも視野に入れ、全地方自治体への施策に結びつけていくことが期待される。