令和3年6月の五泉市議会定例会では、様々な議案が審議された。特に、一般会計補正予算や特別会計の補正予算案についての質疑が多く見受けられた。議第47号の令和3年度五泉市一般会計補正予算(第3号)では、自動車損害共済金に関する議論や、財産管理費の追加が取り上げられた。特に、旧給食センター用地の売却については、議員から再発防止策の要望が出され、慎重な議論が求められた。
また、教育課所管の質疑では、マイナンバーカードの交付状況や関連する安全対策、さらにフルコンプした場合の教育費に関する意見も交わされた。この他、社会福祉に関連した財源や新型コロナウイルスの影響で苦しむ市民への支援策についても焦点が当てられた。
また今後の課題として、30人以下学級の実現に向けた具体策についても議論され、安中聡議員は、現状の達成率を考慮しつつその必要性を強調する発言を行った。特に新型コロナウイルスの影響を受けた教育現場の現状を踏まえ、さらなる支援体制の確立が求められている。
最後に、村松高等学校の創立110周年に関する補助金についても前回の100周年行事との比較を踏まえながら、適切な金額設定の重要性が指摘されるなど、各議案への意見が交わされ、活発な議論が展開された。