令和元年第3回五泉市議会臨時会が11月5日に開かれ、議長や副議長の選挙が行われた。
まず、議長選挙では林茂氏が当選し、議長の座に着いた。続いて副議長には剣持雄吾氏が選出された。議事の進行は新たな議長のもと展開され、その後の議事日程に沿って様々な議案が審議された。議案のひとつには、五泉地域衛生施設組合議会議員や新潟県中東福祉事務組合議会議員の選挙が含まれていた。
特に、台風19号による災害対応に関する報告は、議会において注目されていた。市長の伊藤勝美氏は、台風による強風と降雨の影響について詳細に説明した。災害時の緊急対応には自衛隊の派遣及び自主避難所の開設が行われた。市民の安全を第一に考えた施策が取られた結果、人的被害は軽減された。住民への情報伝達の重要性も強調され、今後の改善点として共助体制の強化が求められた。
議會では、議第118号、令和元年度五泉市一般会計補正予算(第4号)に関する専決処分も挙げられ、台風による緊急対応の経費が承認された。また、議第119号においても同様に、補正予算が議決され、地域の危険空き家に関する対策が定められた。
さらに、今後の空き家対策に関しても言及され、特定空き家に認定された物件の管理について、議員からの質疑応答が活発に行われた。市長は、持続可能な地域づくりのため、政策の強化に努める意向を示し、議会との連携を深めることを誓った。