令和5年第4回五泉市議会定例会が開会した。
出席議員は17名で、会議は円滑に進行された。
まず、日程第1として、会議録署名議員の指名が行われた。議長の林 茂氏が議長報告を行い、次に職員の交通事故についての当局報告があった。市長の田邊 正幸氏が、7月18日に発生した交通事故による被害者の冥福に触れつつ、事故の詳細を説明した。この事故は、五泉市役所勤務の職員が帰宅中に遭遇したものであり、報告ではこの職員への処分は刑事処分が決定してから行う予定であると述べた。
次に本日の主要な議題である市政一般に関する質問が行われた。特に、交通事故防止のための研修や啓発活動の強化が求められた。19番の阿部 周夫氏は、職員への交通安全啓発を再度強調し、事故防止のためにさらなる取り組みを求めた。これに対し、総務課長の石川 聡氏が、交通法規の遵守を呼びかけたことが印象的だった。
また、市議会では市政全般にわたる質問も上がり、阿部氏は教育現場における少子化問題についても取り上げた。未来の小学校における複式学級の導入について、現場の意見を集約しながら慎重に進める必要があるとの仮説が示された。教育長の伊藤 順子氏は、現状の児童数を踏まえた計画の重要性を強調し、連携を重視する姿勢が示された。