伊那市議会全員協議会が令和3年3月19日に開催され、様々なトピックスが議題に上がった。
特に"組織改編について"は、新たな課題に対応するための重要な変更が行われる。
城取誠 総務部長は、今後の具体的な改編に関して議論を交わした。今回の改編では、多文化共生を推進するための係を新設し、教育の充実や新型コロナウイルスワクチン接種に関する新たな組織も設けられる見込みだ。
次に"出会いサポートセンターの運営について"の報告が行われた。白鳥英一 地域創造課長によると、このセンターは開所以来114組、141人の成婚を支援してきた。また、メール相談が増加したことを受けて、運営方法が見直される予定で、火・木・土のみ開所される。
さらに"知立市野外センターの廃止について"も議論された。こちらは愛知県知立市が西春近に設置していた施設で、廃止の理由として利用者の減少や老朽化が挙げられた。廃止に向けてしっかりとした調整が必要であると指摘された。
その後、伊那市は"伊那から減らそうCO2!!の取組について"も進行中であることを強調した。市民生活部長の伊藤博徳氏は、新たにC02削減目標を引き上げる計画を説明した。市としては2050年までにカーボンニュートラルを目指し、更なる環境対策を進めていく意向を示した。
ワクチン接種体制についても議題に上り、河上千鶴子健康推進課長が現状を報告。市民の安全を守るため、接種の迅速な展開が課題となっている。
このように、伊那市議会全員協議会では、組織改編やワクチン接種、環境対策など多岐にわたる議題が取り上げられ、多くの質問や意見が交わされた。今後の具体的な施策や取り組みに注目が集まる。