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箕輪町議会、屋内スポーツ施設の耐震改修やジェンダー政策に賛成多く可決

令和6年6月17日、箕輪町議会で屋内スポーツ施設の耐震改修や女性差別撤廃条約の批准を求める意見書が可決。
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令和6年6月17日に開催された箕輪町議会の定例会では、様々な議案が審議され、重要な決定がなされた。

まず、令和6年度の屋内スポーツ施設耐震改修リニューアル事業について、町長の白鳥政徳氏が詳細を説明した。この事業には、建築工事、設備工事、電気工事が含まれており、総投資額は約16億円に上る。入札を経て、各工事の契約先も決定されたことが報告された。工事によって、老朽化した施設が修復される見込みで、町民へのサービス向上が期待されている。

次に、介護関連の条例に関する審議も行われ、訪問介護の費用引き下げ撤回を求める意見書が賛成多数で可決される見通し。この件について、福祉文教常任委員長の中村福祉文教常任委員長は、都道府県の介護事業所への影響を懸念し「訪問介護がなければ最後まで看取りはできなくなる」と強調した。この意見書は全国で議論を呼んでおり、急速に進む介護問題への対応の必要性が同時に語られた。

さらに、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書も可決された。中村福祉文教常任委員長は、国内法の整備が遅れていることを指摘し、ジェンダー平等の実現に向けた行動を呼びかけている。特に日本は、世界146国中125位と最下位に近いことが問題視され、急務であると提言がなされた。

また、地方自治法の改正案についても議論が展開された。議員らは、政府による地方自治体への干渉を強く懸念し、廃案を求める意見書も提出されるなど、その重要性が再確認された。反対意見もあり、今後も引き続き、地方と国の関係については注視が必要とされた。

最後に、今回の定例会では、都合18件の議案が可決され、質疑も活発に行われたことが報告され、今後の議会活動の充実を図る決意を議長の荻原省三氏が述べて閉会した。

議会開催日
議会名令和6年6月箕輪町議会定例会
議事録
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