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伊那市議会、重要議案を一括可決 教育予算増額で意見書提出

令和5年6月23日の伊那市議会で、教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書が提出され、全会一致で可決された。
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令和5年6月23日、伊那市議会定例会が開かれ、市議会議員在職20年以上の表彰が行われた。

飯島光豊議員は、北信越市議会議長会と全国市議会議長会それぞれから表彰状を受け取り、その感謝の意を示した。

飯島議員は、「市民の皆様の支援のおかげで今日がある」と述べ、今後の議会改革と地域の自治推進に取り組む意向を表明した。

続いて、議案の審議が行われ、財産譲与や請負契約変更、市道路線の認定・廃止に関する議案が審議された。

経済建設委員会の宮原英幸委員長は、議案第1号「財産(土地)の譲与について」や第2号「請負契約の変更について」の採決が全会一致で決定されたと報告した。二瓶裕史社会委員長による「福祉医療費給付金条例の改正案」も全会一致で可決された。

特に、今回の会議では令和5年度一般会計の補正予算が重要なテーマとして議論された。総務文教委員会の田畑正敏議員は、一般会計第2回補正予算が290項目を超える災害復旧費用を含むことを説明。

また、議案第8号「伊那市水道事業・下水道事業の条例改正」の審査では、「下水道事業計画区域の拡大が求められる理由があった」と、市の安定運営に向けて成長を期待する発言があった。

さらには、議員提出の意見書が提出され、教育予算の増額と義務教育費国庫負担制度の堅持、へき地手当の支給率を近隣県並みに戻すことが議題に上がった。長野県におけるへき地手当の現状に対しては「改善が求められる」と強調され、全会一致での通過を果たした。

閉会に際して、白鳥市長からは「暑い夏が到来するにあたり、地域の自然環境を大切にしながら、観光地としての発展を目指す」との意気込みが語られた。市は様々な施策を通じて、住民の生活向上に寄与することを改めて約束した。

議会開催日
議会名令和5年6月伊那市議会定例会
議事録
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