令和2年5月12日、伊那市議会全員協議会が開催された。
この日の議題には、副議長志願者による所信表明が含まれていた。最初に登壇したのは、唐澤稔議員である。彼は副議長選挙に立候補する意向を述べた。唐澤議員は、昨年の台風19号や現在のコロナウイルスの影響について言及し、これらがもたらす社会的な課題を認識していた。
さらに、彼は人命を最優先する姿勢を強調し、行政と議会の連携の重要性に触れた。唐澤議員は、「議会はこのような課題に対し、合意形成を図り、よりよい結論を導き出していく必要がある」と明言した。また、福祉、道路問題、議会改革、防災等が市政発展において重要であるとの見解も示した。
彼は、副議長として議長を補佐し、議会運営を公平公正に行うことを約束した。市民との距離を縮め、信頼を得るために全力を尽くす意向も表明した。議員らには、唐澤議員への支援を求めて所信表明を締め括った。
このように、この日の全員協議会では、今後の課題解決に向けた議論が行われ、多くの出席者が関心をもって聞き入っていた。議長の飯島進議員は、この所信表明が全員協議会の意義を再確認する重要な機会であったと述べた。