令和5年3月17日、門川町議会の定例会議が開催され、一般質問を通じて複数の重要課題が取り上げられた。
特に注目を集めたのは、海浜公園の遊具整備に関する議論である。議員の神﨑千香子氏は、２００年ほど前から待ち望まれている海浜公園の遊具の設置について、町民からの期待が高まっていると訴えた。教育長の新原とも子氏は、遊具に関して「インクルーシブ遊具を基本に設置を進める」と述べ、設置場所についても管理棟の近くが最適との見解を示した。
次に、病後児保育について神﨑氏は、病後児育成の喫緊の課題を指摘した。町長の山室浩二氏は、近隣市町の状況からニーズが高まっていると認識を示し、早急に実施に向けての検討が進められるべきであるとの意向を述べた。特に周辺の市町村では、効果的な病児保育が実施されており、門川町でも同様の施策が急務であると強調された。
議論の中で、今後の計画として心の杜や他の公園でもインクルーシブな遊具の設置が期待できることが示され、今後の方針についての明確な展望が提示された。