令和4年1月18日、門川町議会第1回臨時会が開かれた。
この会議では議員の辞職や議会広報編集特別委員会の副委員長選任に関する報告が行われた。
特に、承認第1号として提出された令和3年度一般会計補正予算の専決処分についての説明が、多くの議員の関心を集めた。
町長の安田修氏は、議会への補正予算の提案理由を説明した。昨年12月の議会での給付金に関する内容を再度確認する機会となり、今年度の支給額の増額理由を説明した。従来の一律5万円から10万円の給付に切り替え、所得要件を撤廃したことが重要な改革内容である。
この処置の背景には、地域経済や住民の公平性を考慮したとのことだ。福祉課長の堀洋子氏は、給付金の支給方法について具体的に述べ、過去の事例や近隣市町村の実態を基に決定したと強調した。対象者数は60人を見込んでいるという。
また、次の議案である令和3年度一般会計補正予算(第12号)に関しても町長が説明した。
新型コロナウイルス感染症に対する特別給付金支給を含め、御審議をお願いする形となった。
この補正予算案は、歳入と歳出それぞれに5億7400万円を追加し、総額103億5138万7000円となる。住民税非課税世帯への現金給付が主な目的であることが述べられ、これもまた議論の的となった。
最終的に、両案は質疑応答を経て、異議なしで可決された。安田町長が町民生活の向上を目指す意気込みが表明された。本日の会議は全ての日程を終了し、午後10時38分に閉会した。