令和5年3月13日、門川町議会は第1回定例会の2日目を迎え、多数の議案が審議された。会議では、複数の条例改正が提案され、全議案が全員一致で可決された。特に、国民健康保険条例及び後期高齢者医療に関する条例の改正が際立ち、地域の医療保障の充実に向けた重要な一歩となった。
議案第3号では財産の処分についての質疑が行われ、「質疑はありません」との発言が続き、即座に可決された。議案第4号は国民健康保険条例の一部改正に関するもので、活発な質疑や討論があることはなく、原案の承認を経て、全会一致で承認された。議長の森誠一君は、医療制度の見直しを進めると述べた。
その後、議案第5号後期高齢者医療に関する条例も同様に、有意義に支援するものであるとの説明があり、採決でも反対意見が上がらなかった。重要な地域医療の基盤が強化されることが期待され、地域住民の反応もポジティブだ。
会議では、教育および保育事業に関連した議案も審議された。議案第7号から第9号までの一括審議では、特定教育・保育施設及び家庭的保育事業に関しての改正条例が提案された。こちらも質疑が皆無で、速やかに採決が行われ、すべて原案通り可決となった。
また、議案第21号に関しては、令和5年度の一般会計予算について神﨑千香子議員が具体的な施策を質疑し、町長の説明を受けた。町長は、農業振興地域の整備計画の重要性を語り、地域の特性を活かした対応を約束した。
最後に、議会の運営を通して、町民の関心を高めるためのラジオ中継の実施が議題に上がり、今後の情報発信の方法についても議論が交わされた。