令和4年6月8日、門川町議会において地域活性化と防災対策に関する一般質問が行われた。特に、高齢化による地域活動の停滞が懸念され、多くの区が清掃作業の負担を抱えているとの指摘があった。出口希俊議員は、地区活動助成金制度の導入を提案し、地域の協力促進を求めた。地域活性化に向けた支援は、町にとって重要な課題とされる。
また、防災整備事業に関しては、自主防災組織の活動への助成が行われており、地域主導で防災計画を立てることの重要性が強調された。参加者は、今後も地区ごとのニーズに応じた防災対策を進めるべきとした。
災害に備える手段としてのライフジャケット配布の提案もあったが、町長は、ライフジャケットの実効性や国の施策を考慮する必要があるとし、慎重に対応する姿勢を示した。市民の安全を守るための取り組みとして、今後の継続的な議論を求めた。
出口議員は、庁舎駐車場の安全性についても言及し、崖下に位置するフェンスの強度を再確認し、安全対策の必要性を訴えた。町長は問題に対応する姿勢を示し、将来的な安全対策の検討を約束した。
議会内では、町民の安全を確保し、平和な生活を送り続けるための多様な意見が交わされた。住民の生活環境を守るためには、役所と地域が一体となった取り組みが求められている。将来を見据えたガイドライン形成が勝ることが期待される。