令和2年9月1日、門川町で第3回定例会が開かれた。
この会議では、会期が本日から10月2日までの32日間に決定された。
議会運営委員長の神﨑千香子氏は、この期間中に提案される議案が24件であることを説明した。
新型コロナウイルス感染症対策を採り入れた審査が行われることも報告された。
また、町長の安田修氏は感染症に関連して、町職員の感染報告を行い、感染防止に対する取り組みを強調した。
報告によれば、3名の職員が感染し、そのうち1名が退院、他の2名も来週中に復帰予定とのこと。町長は業務の継続の重要性を訴えた。
会議では、同意第11号として教育委員会委員の任命が提案された。
安田修町長は、再任を希望する黒木昌代氏の実績を挙げ、議会の同意を求めた。
黒木氏は、地域での活動を通じて住民の信頼を得ているとの期待が寄せられた。
また、令和2年度一般会計補正予算(第6号)は、新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食店への協力金支給を目的としており、総額720万円が追加される。温かい支援が求められた。
まちづくり推進課長の久米佳郎氏は、申請状況についても内容を伝え、スナックへの休業要請に応じた申請件数が5件、時短要請には25件の申請が寄せられたと説明した。
次に、議案第38号では教育・保育施設の基準を定める条例の改正が提起された。
これは、法令に従った用語および費用の取り扱いに関する変更が含まれており、町長による説明が行われた。
新庁舎建設に関する議案第39号も提案され、2021年3月31日までに工事を完了する予定で進められることが議論された。よって、株式会社森工務所と契約されたことも報告された。
議会は財政運営においても厳しさを訴え、補正予算の必要性について慎重な審議と両者の協力が要請された。特に、感染症対策に伴う市民への支援が急務であるとの意見が多く出た。
この日の会議は、地方たばこ税を活用した環境整備に関する陳情を次回に付託し、全ての議題を円滑に終了した。