令和3年8月25日に開かれた令和3年第3回臨時会では、緊急に対応するための議題が多数取り上げられた。
主な内容は一般会計補正予算の承認と学校給食センターに関連する契約についてであった。
会議は午前10時に開会し、最初に会議録署名議員が指名された後、会期の決定が行われた。会期は本日限りとすることが全員一致で承認される。
町長の安田修氏は、令和3年度一般会計補正予算に関して提案理由を述べ、新型コロナウイルスワクチン接種のための経費を含む内容であることを説明した。この補正予算は、歳入及び歳出にそれぞれ3,957万円を追加するものとされ、予算総額は84億9,455万円となることが確認された。
次に、令和3年度一般会計補正予算(第5号)の専決処分についても安田町長が言及した。これは新型コロナウイルスの影響を受けた町内の事業者に対する支援金等の支給に必要な経費を含むもので、歳入約5,787万円を追加し、予算総額は85億5,243万円となる。議員からは質問もなく、全員賛成で承認された。
続いて、学校給食センター関連の契約案が一括して議題に上がった。安田町長によると、敷地造成等工事請負変更契約の増額が求められ、当初金額から902万円の増となることが報告された。議員からは費用増加の理由に対する質問があり、教育課長の椿原悟氏が過去の設計見直しや現地の状況に応じた対応が必要であったことを説明した。
また、学校給食センターの建築主体工事及び電気設備工事に関する契約も議論され、全ての議案が同様に承認された。議締では、学校給食センター建設工事に関する陳情書も付託され、町内業者への配慮が示された。
最終的に、すべての提案は議決を受け、会議は無事に終了した。各議案や陳情書について意見が交わされる中、特に学校給食センターに関連する工事契約について議員の関心が高まっていることが伺えた。