令和2年の第3回門川町議会では、様々な議題が扱われた。
主に町の公共サービスに関する質疑が行われた。体育館使用料金に関する町民の声が多く取り上げられた。お住まいの方が気軽にスポーツを楽しむための配慮が求められている。
議員の水永正継氏は、体育館の使用料金が高額であるとの声を挙げ、町長に見直しを求めた。水永氏は、 "2コートを使うと月12万280円の負担がかかる" と具体的な金額を提示し、料金が高く利用が難しいと指摘。
安田修町長は、使用料の見直しについて法的枠組みに基づき行われ、減免措置も実施していることを説明した。さらに、講じる施策には、住民の健康を促進するためのスポーツ環境を整備していると強調した。
一方、新庁舎建設に伴う排水路整備についても議論が行われた。新庁舎からの排水路が適切に整備されることが求められる中、安田町長は、排水の設計が国の基準に基づいて行われ、安全性に配慮した対策を講じると述べた。
また、骨髄移植ドナー支援事業の導入についても言及され、ドナー登録者への助成制度の導入を町議会から提案。町長は、導入事例を検討するとし、早期の実施を目指すと答えた。
さらに、町営住宅入居のための連帯保証人の要件緩和が提案された。町長は、特別な事情がある場合は、連帯保証人を1名でも認める方針を示した。
新庁舎に向けた窓口業務の改善や交通利便性についても提案が行われている。ワンストップサービスの導入が期待され、町民が利用しやすい環境の整備が提案された。