令和4年6月13日、門川町議会において第2回定例会が開催され、重要議案が議論された。
本日の主な議題は、令和4年度門川町学校給食センターの食器及び個人トレイの購入契約に関するものである。この議案について水永正継議員が質疑を行い、安全性が確認されているかを確認した。教育課長の椿原悟氏は、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN樹脂)が使用されており、食品衛生法にも適合していると説明した。
また、今回の議会では、複数の補正予算案が提案された。特に、一般会計補正予算及び国民健康保険事業特別会計補正予算には注目が集まっている。水永正継議員は、農業及び水産業の現状に関し質疑を行い、特に後継者不足や収益の減少が深刻であることを指摘した。農林水産課長の黒木和浩氏は、担い手農家の育成及び大規模化を進める必要性を訴えた。
その中で、後継者育成の重要性が強調され、地域の農業と水産業を支える新たな施策について議論がなされた。町長の山室浩二氏も、男女が共に担い子育てができる町づくりについて言及し、今後の方針を示唆した。
さらに、予算審議においては債務負担行為についての質問もあり、議員の意見を受け止めた財政課長の波岡慎太郎氏は、今後金額が明らかになった際に再度報告する意向を明言した。
このように、門川町議会では多様な議題が上がり、それぞれに対する慎重な議論が行われている。これらの議論は、町の発展に向けた重要な決定を導くものと期待されている。また、町民生活への影響も大きいため、今後の動向が注目される。