令和6年3月22日、門川町議会では第1回定例会が開催され、各種予算案が審議された。
主な議題は、令和6年度の一般会計予算で、総額92億7,200万円、前年度比4.9%の増額が計上される。
主な増加要因は、地方公共団体の情報システムの標準化や、総合文化会館の維持管理費用、そして海浜公園のインクルーシブ遊具整備などが含まれている。
また、国民健康保険事業特別会計予算は22億8,036万7,000円の予算があり、被保険者数の減少が影響し、昨年度より3.42%の減少にとどまる。町民1人当たりの保険税は11万5,850円となり、県への納付金が増加することが影響している。
後期高齢者医療特別会計予算については5億7,404万7,000円、前年同期比12.63%も増加する。
これには新たに増額される保険料が含まれ、町民への周知活動も計画されている。特に、広報資料を通じて町民に案内する方針が示された。
介護保険事業特別会計予算は16億6,657万2,000円で、前年同期比3.44%の減少が見込まれている。改定は3年ごとに行われ、令和6年度は新たに13段階に分かれる予定である。
福祉課からの提案では、子育て人づくりセンター「ひだまりはうす」における助産師の継続が求められた。請願第1号として提出され、全議員賛成で趣旨採択された。
今定例会では、他にも水道関連の予算案と補正予算が可決され、町民に対してのサービス向上を目指した取り組みが行われたことが強調されている。今後も町民の生活向上に寄与するために、議会としてしっかりとした見守り活動が求められています。