令和3年12月7日、門川町議会第4回定例会が開催された。
この日の会議では、主要な議題が多数上程され、議会の重要な日程が遂行された。特に注目を集めたのは、門川町教育委員会教育長の任命同意についてだ。
安田修町長は、新原とも子氏の再任を提案し、長年の教育現場経験を強調した。新原氏は、筑波大学大学院を卒業後、数多くの学校での教諭や校長職を歴任し、この町の教育の発展に貢献してきた。町長は、同氏が教育長としての資質及び高い識見を持つと述べ、議会の支持を求めた。
この後の質疑では、議員から特に反対意見が上がらず、同意案が全会一致で承認されることとなった。また、会期についても、7日から13日までの7日間に設定され、一般質問が行われることが報告された。
さらに、教職員の働き方について三つの条例の制定が提案された。修学部分休業、高齢者部分休業、配偶者同行休業に関するものであり、職員の人事労務環境の改善を目指す意義が強調された。
また、議案第49号と第50号では、非常勤職員の報酬改正及び国民健康保険条例の改正も審議された。特に国民健康保険については、出産育児一時金の調整が報告され、社会情勢を反映した内容となっている。
その他、道路占用料の徴収条例や法定外公共物管理条例の改正案、給食センターに関する重要な契約が提案され、予算の補正も行われるなど、活発な議論が行われた。法定外公共物に関する条例の改正は、町の公共空間管理において重要な意義を持つ。
最後に、午後には全ての議題が終了し、議会が散会した。