令和6年5月17日、門川町議会第2回臨時会が開会した。議題には町税条例や国民健康保険税条例の改正が上がり、参加議員は全員出席した。
まず、会議録の署名議員の指名が行われた。中城資力議員と森川春夫議員が選ばれた。次に、会期についての決議があり、当臨時会は本日一日限りであると決定された。
承認第2号では、門川町町税条例の一部改正に関する専決処分が議題となり、町長の山室浩二氏が提案理由を説明した。今回の改正は、能登半島地震の被災者に対する特例措置の適用などが含まれている。議会が招集されるまでの時間的余裕がなかったため、専決処分が行われた。
承認第3号では、国民健康保険税条例の一部改正に関する専決処分が提案された。こちらも町長が説明を行い、今回の改正は低所得者に対する軽減措置の見直しが目的であると強調した。
議案第28号から第31号までの財産取得に関する議案では、特に第28号のパソコン更新が注目された。更新には200台が含まれ、業務用端末の整備が期待されている。議員の質疑に対して、企画戦略課長は、現在の機材は今年度いっぱい使用され、次年度の予算計上の上、処分が行われる旨を説明した。
また、第30号、門川町総合文化会館の天井改修工事に関する契約案も承認された。これは、指定された施設の安全性を確保するために必要な工事であり、議会で賛成が多数を占めた。
議案第31号のクリエイティブセンターの空調設備改修も問題なく承認され、入札方式など具体的な内容も確認された。総じて、全ての議案は原案通り可決され、議会の会議は円滑に進行した。
議長の森誠一氏は、全ての議題が終了したことを報告し、会議は無事に閉会した。