令和4年8月1日、門川町で第4回臨時会が開催され、多くの重要な議題が取上げられた。
議長の岩佐祐一氏のもと、医療の現状や施設の充実を踏まえた施策についての報告が行われた。
出席議員は緊急を要する議題に対し、慎重なる審議を重ねた。
特に注目されたのは門川町学校給食センターの建築主体工事や電気設備工事の変更契約に関する諸般の報告である。山室浩二町長はこれらについて、一括して報告を行った。変更契約による総額はそれぞれ追加され、合計で三億五千四百十三万七千円となる見込みだと述べた。
また、令和4年度一般会計補正予算の専決処分についても議論された。これにより、新たに予算が追加され、町内の文化事業や観光振興のための施策が進められる予定であるとした。特にハートフルシアター事業に関しては、多様な障害に対応したサポートの準備が必要であり、入場者の介助者が無料になる可能性についても質疑が行われた。
議案第30号については、乙島展望所付近の樹木伐採に関わる経緯が問題視された。議会での情報共有が不十分であったとの指摘もあり、町民には広報を通じた説明も必要との意見が相次いだ。この樹木伐採作業は過去に発生した誤った発注が引き金となる一連のトラブルであるため、今後の対策が求められる。
多くの議員がこの件について意見を述べ、最終的に議案は否決される方向に向かった。本日は、町民への報告と透明性の確保が何より重要であるとの認識が強調され、迷惑をかけた地域住民への誠意ある説明が今後の信頼関係に極めて重要であるとの結論に至った。