令和3年1月13日、門川町議会第1回臨時会が開催された。
この会議では主に新庁舎のサイン及び表示整備工事の請負契約について審議されることが中心となった。町長の安田修氏が提案理由を説明し、工事は屋外名称看板などの設置を含むことが確認された。
工事の概要としては、屋外の施設に設置するサイン整備や、内部の案内看板が含まれる。契約は令和3年3月31日までを予定しており、既に入札の段階では4社が参加したとの報告がなされた。
この議案に対しては多くの質疑が上がり、特に広瀬拓也氏が入札の透明性に関し、経験のある業者に有利な状況が生じ得るとの指摘を行った。これに対し、町長は入札条件が全ての業者に開かれていると強調した。実際、条件を満たした業者は全て参加可能との説明がなされた。
また、入札が2回に分かれたことに関して、安田町長は設計の見直しが生じたため変更したと述べ、さらに公平性の観点から条件付き一般競争入札を選択したとした。その中で、1回目と2回目で契約金額の変更もあったことが示された。特に初回は設計が不十分であったのに対し、2回目では透明性を重視したという点も強調された。
討論では賛否が分かれ、入札の公平性を疑問視する声もあれば、透明な手続きが行われているとの支持もあった。結果、議案は原案の通り可決され、新庁舎のサイン整備工事は進むこととなった。議会は午後11時に閉会された。