令和5年6月6日、令和5年門川町議会第2回定例会が開会された。出席議員は全ての議員が招集に応じ、無事に議会がスタートしたことが示された。
議会では、初めに会議録署名議員の指名が行われ、神﨑千香子議員と出口希俊議員が選ばれた。その後、会期の決定が議題となり、会期は本日から13日までの8日間に決定した。
続いて、議員派遣、例月現金出納検査、公益財団法人門川ふるさと文化財団の令和4年度事業報告が行われた。町長の山室浩二氏は、同財団の収支決算について細かく報告し、コロナの影響による事業中止もあったことを明かした。令和5年度の事業計画もお披露目され、地域文化振興に向けたニーズの多様性について強調された。
日程には、署名議員の指名や会期の決定の他に、承認第3号から第6号まで、合計4件の専決処分の承認が含まれており、特に門川町の町税条例改正や国民健康保険税条例改正が焦点となった。町長は、これらの改正が地方税法等に基づく必要な措置であるとし、議員の承認を求めた。
また、議案第27号から29号、及び第30号までの複数の条例に関する提案が次々と紹介され、各議案についての質疑や討論が活発に行われた。多くの議題が一括で議題となり、貴重な意見交換がなされた。
最後に、令和5年度の補正予算についての説明が行われ、新型コロナウイルスの影響を受けた住民支援策や、環境保護活動の資金調達手段が提案された。町の予算の増加による地域活性化への期待が表明され、次なる議会日程への準備も進められている。
本会議は、すべての日程を無事に終了し、完了の挨拶が行われた。議会事務局長の倉橋正晃氏による開会の挨拶が続き、会議は午前10時44分に散会した。議員の活発な議論が、この町の未来につながっていくことが期待される。