いの町議会は令和元年第3回臨時会を、令和元年8月13日に開催した。
この会議では、議案第62号から66号までが一括上程された。
議案には、公共施設の耐震改修やデジタル防災行政無線システムの整備に関する重要な提案が含まれ、町長の池田牧子氏が提案理由を説明した。
特に、議案第62号では、山荘しらさの大規模改修工事に関して、耐震性不足のため修繕が必要とされた。
池田町長は、「この改修工事は何としても進める必要がある」と強調した。
また、議案第63号のデジタル防災行政無線の整備工事は、地域の防災能力を強化するためのもので、これも重要視されている。
この工事は、伊野地区の構築を基に、新たに吾北地区と本川地区にも整備する内容である。工事契約は6億5,340万円で落札された。
質疑応答の際には、森幹夫議員が「急ぎの事業として、会議の開催を早めるべきだったのではないか」と質問し、町長は「事務的な調整があったため、遅延に至った」と回答した。
さらに、会期については本日1日と決定され、意思決定が迅速に進められたことが伺えた。
各議案に対する質疑は特に問題なく進行し、全ての議案は可決される方向で進んだ。
特に議案第66号、消防団への小型動力ポンプ付積載車の配備に関する議案は、地域の安全活動を担保するため、賛成を得て進められた。
会議は午後1時36分に閉会し、今後の実施における議論が期待される。