令和4年第4回いの町議会定例会が開催された。議事は、会期の決定及び複数の議案、一括上程が中心となった。
本日の会議では、まず会議録の署名議員として、伊東尚毅氏と池沢紀子氏が指名された。続いて、会議運営委員会委員長である井上敏雄氏が今期定例会の運営に関する報告を行った。
今期の定例会は、12月1日から14日までの14日間に設定され、議案は約23件に上った。井上敏雄氏による報告によると、上程された議案には、いの町ふるさと納税基金条例議案や職員の定年延長など、地域に関連した重要な内容が含まれていた。
町長の池田牧子氏は、議会において新型コロナワクチン接種状況について報告を行い、接種率が全体で15.8%、特に60歳以上の年齢層で13.1%に達していると述べた。また、物価高騰への対策として、生活応援商品券を発行し、対象世帯に向けて商品券の発送を開始したことも触れられた。
さらに、議案の一つには教育長の任命が含まれており、藤岡孝雄氏の後任として黒瀬渡氏を1月1日から任命する意向が示された。
新型コロナウイルス感染症対策として、今議会では行動規範が厳格に設定されている。この中には、体温測定や議場内でのマスク着用、換気の徹底などが含まれており、 各議員の協力が求められている。
町の地域振興や新型コロナ対策、重要な議案審議が中心となるこの定例会は、今後も注目される事案が多く、議論が活発になることが期待されている。