いの町議会の令和5年第3回定例会は、9月14日に開かれ、重要な議題が討議されました。中でも、伊野保育園の老朽化が深刻であり、改築が必要との指摘がありました。浜田孝男議員は、現在の保育園の建築が昭和50年であることから、耐震性や安全性の観点からも早急な改築を求める声が挙がっています。
さらに元町仮倉庫跡地の活用についても質疑があり、隣接する伊野保育園との一体的な整備が今後の課題として重要視されています。具体的には、改築に合わせた園庭や駐車スペースの確保が必要だとのことで、町としての取り組みが求められています。
また、保育士の処遇改善と負担軽減についても重要な議題です。議員の発言によると、保育士の職員配置基準の見直しが必要であり、これは保育現場の課題解決に繋がるとのことです。特に国への要望を強める動きが必要であり、他の地域とも連携した取り組みが期待されています。
次に、仁淀川を舞台にした鮎釣り大会についても新たな提案があり、いの町独自の鮎釣り大会の開催が提案されました。これにより、観光振興や地域経済を活性化させ、全国的な注目を集めることを目指しています。また、加田堤防の完成も報告され、内水被害対策が強化される見込みです。今後の地域の未来を考える重要な決定がなされ、町民の意見が反映される形での施策が求められています。
これらの施策は、いの町の持続可能な発展や住民支援に貢献することが期待されています。議会ではそれぞれのアジェンダに対して、町長や教育関連の担当者から様々な見解が示され、今後の進行が注目されています。