いの町議会の令和5年第2回定例会が、令和5年6月9日(金曜日)午前10時にいの町議事堂で開かれた。
議長の筒井公二氏が議会を開会した後、議案第44号から議案第62号にかけて質疑が行われた。質疑の中では、池沢紀子議員が財政調整基金額に関する質問を行った。池沢議員は、「令和5年5月末の財政調整基金の額は幾らか」と尋ねた。
これに対し、土居浩総務課長は、基金残高は17億233万5,000円であると説明した。さらに議案第9号の中に関連する事業があり、これには低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金事業が含まれているとのこと。
報告第11号と報告第12号に関する訂正も行われ、ほけん福祉課の金子剛課長が、いの町介護保険特別会計の繰越し理由について説明し、予算が見込みよりも低かった理由を述べた。また、上下水道課の川村明人課長も下水道事業特別会計の繰越し理由について説明したところ、両報告案は異議なしと認められた。
質疑の中では、議員が地域における介護サービスの提供状況や財政支出の見込みについて幾つかの質問を投げかけ、具体的な予算の減額理由や対象者数についても確認が行われた。素材については、在宅障害者の支援や母子保健事業の見込みについて言及され、特に母子保健の受診者数が当初の見込みを下回ったため、補正予算が必要になったことが説明された。
最後に、重要议案に関する質疑後、日の休会や次回の委員会の審査予定について議長からの報告が行われ、議会は11時20分に散会した。