令和3年第2回いの町議会定例会が開会し、重要案件が提案された。
会期は6月14日から24日までの11日間に決定された。
今回の定例会にはいの町手数料条例の一部を改正する条例議案など、5議案と諮問2件が提案されている。
町長の池田牧子氏は、新型コロナウイルスのワクチン接種について進捗状況を報告した。
65歳以上の接種対象者に9,116通の接種券を発送した結果、予約数は7,004人に達した。
約78%がワクチン接種を受ける見込みで、7月末には高齢者の接種完了を目指す方針が示された。
地域経済を立て直す施策として、プレミアム付商品券事業を導入することが報告された。
この事業では、25%のプレミアム率を付与した商品券を販売し、地域経済活性化を狙っている。
高校生などの子どもを支援するため、生活支援金を支給する計画も挙がった。
流域治水についても言及され、仁淀川流域での治水対策が進められていることが明らかになった。
氾濫防止のための協議会が開催され、雨水を効率的に処理するためのプロジェクトも進行中である。
新型コロナウイルスによる生活支援も行われ、学生応援給付金の申請は291件に達した。
貧困家庭への特別給付金も国家政策として実施され、町も状況に応じて支援を進めていく。
これらの取り組みにより、地域の支援体制が強化されている。