令和4年第1回肝付町議会臨時会が1月14日に開催された。
本会議では、会期を本日1日のみとし、議案内容の審議が行われた。
議案第1号として、肝付町一般会計補正予算(第9号)が提案された。
町長の永野和行氏が成り立ちを説明し、歳入歳出予算の総額を119億8,779万2,000円とするものであることが明らかにされた。
予算の内訳には、新型コロナウイルス感染症への対応として、住民税非課税世帯への臨時特別給付金が含まれている。
具体的には、4億452万2,000円が計上され、その目的は経済的困難を抱える世帯の支援である。
さらに、コロナワクチン接種に関連した経費も計上され、1,420万4,000円に達している。
この補正予算について、柳一夫議員から住民税非課税世帯についての質問が寄せられた。
これに対して福祉課長の前原俊郎氏は、申請期間が令和3年1月から令和4年9月までであるため、急変世帯も対象となると回答した。
また、富永洋一議員は、臨時特別給付金に関連するシステム改修について尋ね。
前原俊郎氏は、確認書の送付に伴うシステム改修担当の経費である旨を説明した。
これらの質疑応答を経て、議案第1号は異議なく可決され、全ての議事が終了した。
肝付町議会は、今後も地域住民の生活支援を重視し、予算を管理していく方針を確認した。
議長の益山二郎議員が閉会を宣言し、会議は午前10時36分に閉じられた。