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肝付町議会、2025年度予算に関する意見書を全会一致で採択

令和6年6月21日、肝付町議会は2025年度政府予算に係る意見書を全会一致で採択した。
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令和6年6月21日、肝付町議会は定例会の最終日を迎え、重要な議題を審議した。

特に目を引いたのは、2025年度政府予算に関する意見書の採択である。総務・文教委員長である前原和幸氏がこの陳情について報告し、その内容が全会一致で採択されたことを強調した。前原氏は、教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の負担率の引上げを求めるもので、重要性を訴えた。

続いて、発議第3号として再度その意見書が提案され、前原氏は「内閣総理大臣をはじめ、関係する大臣に提出するものです」と述べた。この意見書は地元からの強いニーズに応える形で作成された。

次に審議されたのは、議案第29号の財産の取得についてであった。町長の永野和行氏は、契約を締結する際に議会の議決を得る義務を失念していたことについて謝罪し、再発防止に努める意向を示した。具体的には、小学校教師用指導書の購入契約に関するもので、金額は2,048万4,420円であった。議案は無事可決された。

また、議案第30号では、令和6年度肝付町一般会計補正予算についての説明がなされた。歳入歳出の総額は、105億9,710万6,000円から107億5,386万9,000円に増加し、主な内容には国の経済対策が含まれている。数字としては、定額減税や物価高騰による支援給付金が挙げられ、その補正内容が詳細に説明された。

さらには、議員派遣の件についても議決が行われ、肝属郡町村議会議長会主催の研修会への議員派遣が決定された。議員たちが地方行政のさらなる研鑽を目的として出席することとなる。

各種の調査報告や委員会からの申請も賛成の声で承認され、最終的に本日の日程はすべて終了した。肝付町議会は、その重要な議題を通じて町民の声を反映し、地域の発展に向けた方針を示した。

議会開催日
議会名令和6年第2回肝付町議会定例会
議事録
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