コモンズ

肝付町議会、消防団活動や教育行政等について議論

肝付町議会で消防団活動や新教育長の方針が問われ、地域の安全や教育質向上の施策が模索された。
記事公開日:
議会開催日:

令和6年6月13日、肝付町議会第2回定例会が開かれ、重要な議題が取り上げられた。特に消防団、教育行政、堆肥センターに関する質問が活発に行われた。

一般質問では、宮後竜一議員が消防団活動について質問を行い、団員の減少が続く現状に危機感を表明した。現在の団員数は286名であり、5年前の316名から減少している。また、団員の平均年齢は50.3歳であり、60歳以上の団員が72名に達している。これに対し、消防団員確保のため、町の広報活動や加入促進の取り組みが進められていることが総務課長の中俣史郎氏から説明され、機能別団員制度の導入も検討される方向であるとのことだ。

次に、前原和幸議員が教育行政について質問を行い、新任教育長である木村政文氏の抱負や今後の教育方針について尋ねた。木村氏は、教育現場における基礎的な知識と理解の定着や思考力、創造力の育成を目指し、デジタル技術を活用した教育の重要性を強調した。特に、地域社会の課題解決に向けた教育環境の整備が急務であると述べ、地域住民とともに教育を進めていく意気込みを示した。

堆肥センターに関する質問では、中原稔議員が機械設備の老朽化や衛生管理について言及した。堆肥センターの中で発生するハエや蚊対策や、機械の故障による堆肥製造への影響が懸念されている。畜産課長の上馬庭悟氏は、堆肥センターの衛生環境維持のために消毒活動を行っていることを報告したが、地域住民からの苦情も続いていることに注目が集まった。議員の中には、衛生環境の向上のための具体的な取り組みを求める声も上がるなど、行政の姿勢が問われる場面となった。

その他の議題も含め、この定例会では肝付町の未来に向けた重要な決定が行われ、地域の安全や教育の質向上に向けた具体的な施策が模索されることが期待される。

議会開催日
議会名令和6年第2回肝付町議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録データの内容を的確に反映し、重要なテーマを含んでいるため。
説明文の評価descriptionは主要な議題を簡潔にまとめており、正確な内容を伝えている。
本文の評価main_contentsは会議録の内容を正確に反映し、重要な議題を網羅している。

大隅地区の最新記事

南大隅町垂水市大崎町志布志市曽於市東串良町錦江町鹿屋市 の最新記事です。