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肝付町議会、コスモピアの再開と活用策の議論

肝付町議会がコスモピア内之浦の再開と町内施設の活用策について議論。住民説明会の必要性も指摘される。
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令和4年6月、肝付町議会定例会が開かれ、一般質問が行われた。

吉原光議員が町長に対し、休館中の国民宿舎「コスモピア内之浦」の現状について質問した。この施設は昨年9月から完全休館になっており、重要課題として議論された。吉原議員は、コスモピア内之浦の改修工事の進捗について問う中で、コロナの影響によって計画が遅れていることを指摘した。

町長の永野和行氏は、コスモピアの維持管理が行われていると述べたが、改修工事の具体的な見通しについては明言を避けた。議員は、源泉が問題なく稼働しているかどうかも確認したが、町長は「毎月ポンプを稼働させている」とコメントした。議員からは「民意を反映させた住民説明会が必要」との声が上がる中、町の対応に疑問の声もあった。

また、益山二郎議員が町内の総合施設の有効利用策についても言及した。特に「銀河アリーナ」の有効活用が必要であると指摘し、具体的にはバスケットコートの設置や利用促進策について話し合われた。町長は「交流人口の呼び込みが必要で、前向きに検討していきたい」と述べた。

一方で、「二股川キャンプ場」の現状についても議論が行われた。現在の利用者数が減少傾向にあることを背景に、町長は今後の活性化策の必要性を認め、具体的な検討を進める意欲を示した。

会議の最後に町長は、地域の活性化に関して、民間企業からのロケット関連事業に期待を寄せる一方で、温泉施設やキャンプ場などの情況を詳しく把握するための調査が重要であるとの見解を示した。

議会開催日
議会名令和4年6月肝付町議会定例会
議事録
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