令和5年第1回高松市議会が、3月14日に開かれた。
議会では、令和5年度の一般会計予算やそのほかさまざまな議案が審議された。
本市の高松ブランドの構築や、子供たちの育成に関するプランが話題に上った。
自民党議員の辻正彦氏は、香川県の地元文化や特徴について言及し、地域のイメージが高松ブランドの向上に繋がると提案した。
市長の大西秀人氏は、その印象として豊かな自然と都市機能の調和を強調し、高松がどのように全国や世界に誇れる地域であるかを説明。
また、「高松っ子いきいきプラン」について辻氏が言及し、このプランを通じて理想的な子供像を示す重要な取り組みであると支持した。
大西市長は、「遊びを通じた学びの大切さ」を強調し、子供たちが夢中になって遊ぶことが育成に寄与すると述べた。
さらに高松まつりのリニューアルについても話題が挙がり、辻氏は新たなアピール要素を設けることの重要性を指摘した。
大西市長は、祭りの現状を見直す意向を表明し、市民と共に新しい形を創造するべく意欲を示した。
最後に、旧市民病院の利活用についても議論が交わされ、病院事業管理者の和田大助氏が、解体に向けた計画や周辺住民への説明責任について言及した。
地域住民の懸念に対し、透明性を持った説明を行うと共に、旧市民病院の早期解体に向けた取り組みを確認した。
当日の質疑応答を通じ、地域の特色や市民の育成に対する市の取り組みが多角的に議論され、市議会は今後の展望を探る重要な一歩になることが期待される。