令和3年第2回高松市議会臨時会が5月14日に開催された。議会では、新たに選任された常任委員や議会運営委員の承認や、いくつかの専決処分の承認などが行われた。
午前10時から開会し、出席議員40名の全員一致で、会期が1日に決定されました。議長の井上孝志氏は、途中で辞職願を提出し、その後の手続きで副議長の佐藤好邦氏も辞職しました。新たに十川信孝氏が議長、藤原正雄氏が副議長に選任されることとなりました。
議事日程では、常任委員の選任についての問題が取り上げられ、橋本浩之氏や斉藤修氏など多くの議員が新たに選任されました。議会運営委員も同様に選任され、円滑な議会運営を目指す姿勢が示されました。
専決処分に関しては、税制改正や高松市市有財産に関する条例の改定が含まれており、これにより多数の市民生活に関する支援策が強化される見込みです。特別給付金については、新型コロナウイルス感染防止のための措置が求められている中で、生活支援が急務とされています。
会議の中で、各常任委員長からの中間報告も行われた。特に高齢者福祉の推進や、自治会の再生・活性化、プラスチックごみ削減に関しては、現在進行中の調査が継続されることとなりました。経済環境常任委員長の坂下且人氏は、「プラスチックごみ削減は急務である」と強調しました。
また、自治会の再生に関しては、昨年以降の調査が進展しているが未だ結論には至っていないことが報告されています。委員たちはこの問題の重要性を再認識し、今後の議論を円滑に進めるための検討を続ける方針です。
全体として、今回の臨時会では新しい委員の選任や社会的な課題への対応が主な議題とされ、特に住民福祉向上への具体的なアクションが求められていることが際立ちました。議員、執行機関の協力が必要とされている中、今後の課題解決への期待が高まりました。