高松市議会の令和6年第3回定例会が6月20日に開催された。数多くの重要な議題が取り上げられ、市民生活に直結するテーマも多く含まれている。
最初に、フィンテックについての議論が行われた。香川洋二議員は、フィンテックが地域社会の課題解決において重要な役割を果たすと強調した。また市長の大西秀人氏は、フィンテックの導入が市民サービス向上につながる可能性を示唆した。
次に、地球温暖化対策についても話し合われた。市の脱炭素化の取り組みとして、クーリングシェルターやスマートハウス促進補助事業の進展が確認された。市長は、世界的な環境問題に真摯に取り組む姿勢を明示した。
さらに、生涯学習施設の役割についても意見が交わされた。市教育長の小柳和代氏は、地域の学びを支えるために、生涯学習センターの機能を強化する必要性を再認識した。
また、小学校の英語教育については、教育機関の現状や教員の資質向上が求められている。子供たちがグローバルに活躍するために、早期からの英語教育の重要性が確認された。
日中一時支援事業についての質疑もあり、支援の実施状況や課題が確認された。支援員確保が課題であり、民間事業者との連携が求められている。
大阪・関西万博への修学旅行の参加についても懸念の声が上がった。会場の安全性やアクセス問題が取り上げられ、教育委員会は子供たちの安全を最優先に考慮する必要があると述べた。
まとめとして、議会は市民生活に密着したテーマについて多角的に議論した。次回の議会での更なる進展が期待される。