令和4年第6回高松市議会が、11月25日に開催された。
市議会では、議案第100号から議案第102号までの審議が行われ、全ての議案が可決された。特に注目されたのは、医療機関や高齢者施設への支援である。
総務常任委員会の坂下且人君は、補正予算の内容として、一般会計補正額11億1,116万7,000円を報告した。収入源には国や県からの支出金が含まれる。この中でも、経済環境常任委員会の橋本浩之君が言及した新型コロナウイルスに関する支援策は、特に中小企業や個人事業主に焦点を当てている。
岡田まなみ君は、医療機関・高齢者施設等の物価高騰対策事業に関して、迅速な支給を強調した。岡田氏は、「急ぎ支援金を届けることや、継続的支援が必要である」と述べた。これにより、実績ある事業がスムーズに進行することが期待される。
さらに、議案第100号には学校給食会への補助金も含まれ、無償化に向けた取り組みが進められている。特に、物価高騰が家庭の負担を増している中、給食費の無償化を求める声が市民から挙がっている。
太田安由美君は、これまでの施策について言及し、「地域経済が厳しい状況にある中、各事業者への支援が必要である」と述べた。彼女は地域の経済安定に向けた継続的な支援を求めた。
最終的には、すべての議案が原案通り可決され、今後の施策がどのように進展していくのか注目される。市民の生活を支えるため、行政の果たすべき役割が一層求められている。