令和4年第7回高松市議会は、重要事項が審議された。特に、一般会計補正予算は16億8,533万3,000円となり、保育所等運営や子育て支援に必要な費用が計上された。
各議案に対する質疑が行われ、特に市長や特別職の期末手当増額施策には反発の声があった。反対意見が多数を占める中で、最終的には原案通りの可決に至ったことが明らかになる。
議案103号に関して、太田安由美議員は、住民の生活に影響する期末手当を引き上げる任意性を批判した。さらに、議案111号の個人情報保護条例の改定についても反対意見が上がった。
今議会では、助成や新たな施策が提案されたが、議員からは補助制度の明確化や透明性の向上が求められた。議員提出の意見書も数件提案され、特に原発再稼働に反対する意見書には賛否が分かれた。反対の立場からの討論では、持続可能なエネルギー政策への転換が強調され、政府に対する意見書提出が求められた。
陳情に関しては、子どもや高齢者支援、国保料の引き下げを求める声が多く挙がり、その重要性が述べられた。しかし、これらの陳情は多くが不採択となり、今後の取り組みの必要性が示唆された。
閉会前、議長は年末の挨拶で議員への感謝を述べ、市長は今後の取り組みに関して前向きな姿勢を示した。議会は今年の検証を行い、新たな年への期待を寄せた。