令和4年11月24日、高松市において第6回臨時議会が開幕した。
市内の経済状況や物価高騰に対する対応が主な議題となった。
市長の大西秀人氏は、コロナ禍における影響に鑑みた補正予算案の概要を説明した。
今回の補正として提案されているのは、令和4年度高松市一般会計補正予算第8号で、
その中で特に高松市立小中学校の給食費支援について触れられた。
市長は、この支援が小中学生の保護者にとって経済的負担軽減に寄与すると強調した。
具体的には、高松市学校給食会補助金が4億2,639万9,000円計上され、
物価高騰により影響を受ける家庭へのサポートが目指される。
また、この補助金で第3学期の学校給食費を無償化する予定である。
質問に立った岡田まなみ議員(日本共産党)はこの補助金について、
給食の質が保たれるかを懸念し、士気高い回答を求めた。
教育長の小柳和代氏は、給食内容は栄養に配慮され、質の維持に努めると述べた。
一方で、無償化に関する持続性には疑問が残る。
市長は、これは国の交付金を利用した臨時措置であり、
今後の継続については慎重な姿勢を示した。