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高松市議会、企業誘致や高齢者対策で活発な議論

高松市議会で企業誘致や高齢者のフレイル予防に関する議論が行われ、デジタル化や地域活性化の取り組みが強調される。
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令和3年第6回高松市議会が12月15日に開催された。今回は、主に企業誘致や高齢者の健康に関する重要な議題が取り上げられた。

初めに、企業誘致の推進についての質問が行われた。自由民主党の住谷篤志議員は、デジタル技術を活用した企業誘致の必要性を述べ、特に首都圏からの情報通信関連企業の誘致について尋ねた。市長の大西秀人氏は、官民連携の下でのデジタルトランスフォーメーションの促進を強調し、地域内の情報通信企業との連携やサテライトオフィスの促進が重要だとの見解を示した。さらに、企業人材の確保についても言及し、今後の取り組みについて前向きな姿勢を示した。

次に、高齢者のフレイル予防についても議論があった。住谷議員は、コロナ禍で高齢者のフレイルが増加した事例を挙げ、この状況を受けた本市の対策について尋ねた。健康福祉局長の多田安寛氏は、高齢者の体力測定やフレイル状態の把握の重要性を強調した。地域密着での運動プログラムの提供や、オンライン介護予防推進事業の実施について、具体的な取り組みを説明し、今後も高齢者支援を進める考えを示した。

さらに、屋島山上のにぎわいづくりについても熱心な質疑が交わされた。住谷議員が地域資源を活用した観光振興の重要性を指摘し、新たな観光施設の開設による若者の集客について期待を寄せた。市長は、「屋島山上交流拠点施設の整備が進む中、この地域が若者の集うスポットとなる取り組みに期待している」と述べた。

最後に、行政手続の簡素化に関する質問があり、税務証明添付の見直しについて提案された。財政局長の森田大介氏は、申請者の同意に基づく市税の納付状況確認を進める姿勢を示し、今後の効率化の必要性を強調した。

議会開催日
議会名令和3年第6回高松市議会
議事録
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