令和4年第4回高松市議会が6月21日に開かれ、教育や地域社会の課題に関する多岐にわたる議論が展開された。
一般質問では、佐藤好邦議長の下、主に教育長の小柳和代氏が各議員の質問に答えました。
その中で、危機管理の視点からの教育改革とPTA組織の重要性が強調されました。自民党議員の辻正彦氏は、「児童生徒及び保護者、教職員が連携し、危機管理を強化すべき」と述べ、教育長は「学校内外の連携が必要」と回答しました。
いじめや不登校の問題も取り上げられ、教育長は「全校で心のケアに努める」と発言。新教育長は、「学校の環境を整え、地域とも協力が必要」との見解を示した。
また、佐藤氏は「学校給食のアレルギー対応の重要性」に言及し、教育長は「保護者との連携を強化し、専門家の意見を取り入れる必要がある。」と答えました。更に、日本語的な支援も重要な課題として認識され、教育長は「柔軟な支援体制を整え、教員にさらなる教育を実施する」と述べました。
このほか、生涯学習に関する長期的な視野に立った計画を策定する必要性も議論され、市長は「地域との連携を図り、多様な取り組みに積極的に参加する」と回答し、教育委員会と連携していく考えを示しました。
最後に、自己肯定感を高めるための取組についても触れられ、教育長は「児童生徒が自らの成長を実感できる機会を提供したい」と強調しました。