令和5年第2回高松市議会の臨時会が、5月16日に開会した。
議会では、議長と副議長の選挙、常任委員および議会運営委員の選任、特別委員会の設置が議題に上がった。議長には、白石義人氏が選任され、大見昌弘氏が副議長に選ばれた。白石氏は就任挨拶で、地域経済の復活に向けた施策の推進を表明した。
特別委員会については、総合交通対策特別委員会、卸売市場再整備特別委員会、観光エリア・附属医療施設整備特別委員会の3つが設置され、その必要性が関係者から強調された。各委員会は地域課題の解決に向け、今後の活動が期待される。
議事では、市長の大西秀人氏から、専決処分の承認など2件が提出された。これには、低所得の子育て世帯への生活支援金の迅速な支給が含まれており、出席議員からの賛同が得られた。議案は全て原案通りに可決された。
また、香川県後期高齢者医療広域連合議会議員および香川県広域水道企業団議会議員の選挙も行われた。これには40名の出席議員が参加し、無事に投票と開票が行われ、当選者が発表された。議会運営委員長からは、議会の活性化を図るための継続的な調査の必要性が提示された。
臨時会の最後に、市長は地域の課題や市民の期待に応えられるよう努めたいとの言葉を述べ、議会も市政の発展に寄与するよう協力を呼びかけた。議会は午前11時55分に閉会した。