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高松市議会、2025年万博に向けた施策を発表

高松市議会で、人口減少対策や2025年万博への参加計画が議論され、市長が政策推進の決意を表明。
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日時は令和5年6月28日、場所は高松市議会において、第4回定例会が開催された。

出席議員は40名で、欠席議員はなかった。議長である白石義人氏が進行を務め、各議員からの代表質問が行われた。特に、市長選挙の結果を受けた市長の政治姿勢が焦点となった。

自由民主党議員会の坂下且人氏は初めに、選挙により再選を果たした大西秀人市長への支持を表明した。坂下氏は、大西市長は新型コロナウイルス感染症対策などの市政運営に注力してきたと述べ、市民からの評価が高かったと強調した。

続いて坂下氏は、5期目を迎えた大西市長に対し、民間企業や大学などとの連携強化、及び新たな施策の導入を通じ、分野横断的に対応できる体制を構築する方針を問うた。これに対し、大西市長は人口減少や高度化する地域課題に対し、組織横断的な施策を進める必要性を強調した。

さらに、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への本市の参画に関して、坂下氏は万博が本市の地域活性化に寄与する重要なチャンスであると述べ、各種観光振興策を活用するよう求めた。大西市長は万博に向けた準備として、神戸市や他の市町と協力し、連携する方針を示した。

人口減少に関し、坂下氏は高松市の若者層をターゲットとした定住促進策についても触れた。特に、国立社会保障・人口問題研究所の推計結果について言及し、持続可能な地域発展に向けた今後の施策の重要性を訴えた。大西市長は、特別な施策を通じて、若者が地域に住み続けられる環境作りに尽力する方針を示した。

また、坂下氏はシティープロモーションの強化についても言及し、特に東京事務所の設置についての進捗を問うた。大西市長は東京事務所の設置が進んでいることを説明し、具体的な施策に取り組む意欲を示した。

放課後児童クラブの民間委託については、支援員や補助員の処遇に関する意見も挙がった。坂下氏は、民間委託の導入が長期的な影響を及ぼす可能性があることに懸念を示し、支援員の声にも配慮した運営が求められると強調した。

議会開催日
議会名令和5年第4回高松市議会定例会
議事録
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