令和元年第4回高松市議会定例会が9月4日に開会した。
開会に際し、議長の小比賀勝博氏が、今回の会期についてと議題内容を確認した。具体的には、会期は本日から9月20日までの17日間とすることが決定された。
本日の議事は、会期決定、会議録署名議員の指名、及び複数の議案の提案説明で進められた。議会では議案第139号から認定第3号までの処理が議題として上がり、市長の大西秀人氏からその詳細説明が行われた。市長は、令和元年度の補正予算案に対し、特に災害時の為に防災IoT利活用事業費が計上されていることを強調した。
補正予算案の中では、社会福祉や教育関連の予算も組まれており、特に子ども医療費助成の対象拡充に向けたシステム改修も計画されている。これに対し議員からは、その必要性について賛同の声が挙がっている。
また、地域密着型サービス施設の整備に向けた補助金の措置が計画され、災害弔慰金を含む条例改正も提案されていることから、今後の議論が注目される。次に行われた議案調査では、10件以上の条文改正が審議される予定である。特に地域における公益的活動を促進するための小規模法人支援策への期待が高まっている。
会議の最後には、議長が休会についても報告し、明日からの2日間の休会を決定した。議案に関しての更なる調査や検討が求められている状況である。継続は9月9日午前10時から設定されており、引き続き審議が行われる見込みである。
高松市議会では市民福祉の向上に向けた多くの議案が揃っており、その進展が期待される。議会の活動が市民にどう影響を与えるか、今後の動向に注目が集まる。