令和元年第3回高松市議会定例会が6月24日、議場にて開会した。
議会では、会期が16日間と決定された。また、永年在職議員の表彰も行われ、妻鹿常男議員、香川洋二議員、吉峰幸夫議員が表彰された。これについて、小比賀勝博議長は、「議会の功労を称えるための大切な式典である」と述べた。
続いて、第119号から第134号までの議案が提出される。市長の大西秀人氏は、補正予算案について説明に立ち、各種施策の進捗状況を報告した。特に、高松市一般会計補正予算は、最終的に1,574億936万円となる見込みであることが強調された。
具体的には、地域防災対策費や移住・定住促進費、地域コミュニティ協議会の活動支援など、幅広い施策が紹介された。大西氏は、「地域の活力向上を目指し、施策を着実に進めることが求められている」と述べている。
今回の議会には多くの議案が上程されるが、特に関心を集めたのは、地域防災に関する施策であり、高松市の進行中のハザードマップ作成や、災害備蓄の充実などが議論された。市民の安全を守るための取り組みが、具体的な形となって進められることが期待されている。
また、さらなる市民参加を促すため、地域のコミュニティ協議会の支援強化も掲げられており、議会は市民との連携の重要性を認識している。大西氏は「市民とともに築くまちづくりが鍵となる」と強調した。
今期の定例会では、議会の運営や新たな施策の提案に加え、気候変動への取り組みも大きなテーマとなっており、環境問題に対する方針も提起されている。今後、議会での活発な議論が期待される。
このように、高松市はこれからも地域の発展と安全保障の確保に注力し、市民の満足度向上を目指して施策を進めていくことが求められている。