令和元年度金沢市議会定例月議会が5月15日、始まりました。
議長選挙が行われ、松村理治議員が第90代議長に就任した。松村議長は新しい時代に向けた課題に取り組む重要性を強調した。その上で、地方自治体が直面する人口減少や高齢化、災害への備えなどの問題への対応が急務であると述べた。
次に副議長の選挙が実施され、高誠議員が副議長に選出された。高議員は松村議長を支え、市政の発展に尽力する決意を表明した。
議会ではさらに、各常任委員会及び議会運営委員の選任も行われ、議会運営の体制が整った。常任委員は今後の議会活動において重要な役割を果たすことが期待されている。
特別委員会も設置され、災害に強いまちづくりや人口減少に関する調査、国際化対策について調査を実施することが決まった。各特別委員会からは、正副委員長の互選結果も報告された。特に、防災・安全対策特別委員会の委員長には前誠一議員が選ばれた。他にも人口減少・少子高齢化対策特別委員会の委員長には久保洋子議員、オリンピック関連特別委員会の委員長には野本正人議員がそれぞれ選出された。
その後、金沢市監査委員の選任についての議案が上程され、全会一致で原案通り同意することが決まった。議会の重要な意思決定が速やかに行われたことは、市政への信頼性の向上につながるとの見方が強まっている。
石川県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も無事に行われ、松村議長が指名される形で当選となった。」「議会の活動や新たな施策に対する期待感が高まっている。新任議長としての期待も寄せられ、繁栄を目指す市政の今後に注目が集まっている。
やがて議会は休会に入り、次回は6月13日までの見込みであるとされている。議会終了にあたり、山野之義市長は今後の発展に向けた強い意欲を示した。特に市制施行130周年を迎えることに触れ、文化振興や市の活性化に向けた施策を進める考えを示した。