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金沢市議会、令和3年度補正予算38億超を審議

金沢市議会が開会し、38億円超の補正予算が審議される中、新型コロナ対策などが提案される。
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令和3年9月の金沢市議会が本日、開会された。

出席議員37名が集い、各議題についての審議が進められている。

初めに、9月17日までの会議期間が定められ、議会運営委員会の副委員長辞任などに関する報告が共有された。

議長の久保洋子氏が議席変更を議題にし、異議なく承認された。

具体的には、11番から16番の議員の議席番号が変更された。続いて、議会運営委員の選任が行われ、副委員長の下沢広伸氏が新たに選任された。

次に、デジタル戦略特別委員の選任が行われ、中川俊一氏が指名された。

議案上程では、議案第21号から第42号までの補正予算案、条例改正案が一括して審議の対象となった。

山野之義市長が、市政の状況と提案理由を詳述した。新型コロナ対策では、今月10日からの集団接種の拡大を進め、教職員と妊婦の家族を優先接種の対象とする方針を明らかにした。

市長は、東京オリンピックの開催に触れ、「アスリートの姿に感動と勇気をもらった」と述べ、共生社会の実現決意を強調した。

加えて、地域経済の活性化に向けた新工業団地の開発状況が好調であり、工場立地へ向けての準備を進めていることも報告された。

通学路の安全対策や、災害に備えた河道工事、浸水対策の強化についても言及され、特に大雨による災害対策が重要視された。

また、福祉施策の充実については、公的保障の拡充や子育て支援策を強化することで、少子化対策を図ると述べた。

教育分野では、新学期の感染症対策が進行中であり、デジタル教材の活用にも注力している。

この他にも、ガス事業や電気事業の譲渡について説明があり、適切な経過を経て法案が整備される見込みである

補正予算案の全体額は約38億6,070万円に上り、安全・安心な市民生活を確保するための投資が求められている。

今後、登記に対する適切な審査と議論が始まる予定だ。

議会開催日
議会名令和3年9月金沢市定例月議会
議事録
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