令和2年3月4日、結城市で第1回定例会が開催された。市長の小林栄氏は、今期の会期の決定を含む議題を提案した。会期は2月20日より始まり、3月24日までの21日間に設定された。
議題には、令和元年度の各種補正予算が含まれており、一般会計補正予算の提案が議会で評価された。市民生活部長の飯島敏雄氏は、法人徴収税の減収について詳細を述べた。米中貿易摩擦や消費増税が影響し、法人市民税は約3,600万円減少したという。また、補填として起債が行われる予定であるとも説明した。
次に、市長が令和2年度の予算案を提示した。一般会計の予算規模は187億3,400万円で、前年度比5.1%の減少となった。議員はこの減少傾向を懸念する様子を見せたが、特に教育関連の費用については積極的に推進する意向を示している。
また、この日は、結城市の持続可能な社会に向けた賛同のもと、各委員の再任及び新規委員の選任が行われ、決議がなされた。市の政治倫理調査委員会の委員に関しても選任が進められ、地域の信望が厚いメンバーが選ばれた。
午後には、予算特別委員会が設置され、議員全員による審査が行われることが決定した。28件の議題が次回の定例会に向けて準備され、各委員会は市の活動に関する重要な審議を行う予定である。市長は今後の市民に対する行政サービスの向上への意欲を強調し、引き続き聞き取り調査や情報提供の活動を行なうことを誓った。