令和6年6月17日、結城市議会第2回定例会が開催された。
この会議では、さまざまな議案が審議され、重要な案件が取り上げられた。議案第35号では令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)が提案され、主にワクチン接種が話題となった。教育・福祉委員長の石川周三氏は、予防接種事務経費として6,553万円が計上されていると報告した。ここでは新型コロナウイルスワクチン接種に対する質疑が行われ、予防接種に伴う経費についての詳細な説明が求められた。
特に、佐藤仁議員からは予防接種に関する質疑があり、接種に伴う後遺症の問題や、ワクチン接種に対するコストの妥当性が指摘された。佐藤氏は、接種による健康被害が報告されている現状を厳しく指摘し、ワクチン接種の補助に対して否定的な意見を示した。応じた石川氏は、政府からの助成金があることや、地域の接種率を踏まえて計画していると答えた。
また、議案第36号、国民健康保険特別会計補正予算に関しては、システム改修を含む121万円の予算が提案されたが、平陽子議員は、マイナンバーカードとのひもづけに対し反対の意見を訴えた。急速に進行する制度改正に対して、不安を感じる声が上がった。
議長の大橋康則氏が、予防接種事務経費の補正予算を採決にかけると、賛成が多数となり可決された。この補正予算の内容に関しては、ワクチン接種の健康リスクやコストについて今後も議論が続く見通しである。